【怪文書】私は山本真央樹だけど、私は山本真央樹にはなれない。

あさぎのひとです。

 

私、思ったんですよ。

「私は山本真央樹だけど、私は山本真央樹になれない。」

どういうことかは最後まで読めばわかります。

 

皆様は山本真央樹さんご存知ですか。

存じてる人でも、どの側面の真央樹さんを知ってるかは人によると思います。

 

Q. あなたの真央樹はどこから??

「あー!アイマスでお世話になってます!」

BEMANIシリーズで良く聴いてるわ!」

角松敏生さんのサポートの!」

「DEZOLVEはいいぞ」

…色んな人が湧いてきましたね。

私は、当時ニコニコでプチバズしてたようかい体操からです。

https://youtu.be/qV1vMT5-aNI

 

とにかく、山本真央樹さんは卓越したドラムスキルと驚異的な作曲・編曲能力を持ち合わせていらっしゃるので、本当に多方面で活躍されています。

 

それに加えて、彼の最大の武器は、

「私は山本真央樹なのでは?」

と思わせるほどの"わかりみ"なのです。

 

ライブに赴けば、「俺が考えた最強のドラムフレーズ」みたいなフィルがバンバン出てくる。

次、このメロだからこうやって繋ぎたいよね、わかるー!

ドラムソロの展開、そう盛り上げたいよね、わかるーーー!!

 

DEZOLVEの新作をチェックすれば、自分が好きなアーティストとしかコラボせん。

本田雅人やなぎなぎフィロソフィーのダンスも既に大好きなのに…なんてこった…

 

そっか…私は、山本真央樹なのか………

 

 

しかし、そんなわけはないのです。

 

「俺が考えた最強のドラムフレーズ」は、私の想像で完結するのみで、叩けないし打ち込めもしません。

好きなアーティストとコラボするだけの素敵な楽曲は私には書けるはずがありません。

 

理想とする曲を書きたいと思えば思うほど、

「こんなアレンジ能力無いっすよ…我々は山本真央樹ではない…」

と絶望させられるのです。

 

それ故に、

「私は山本真央樹だけど、私は山本真央樹になれない。」

 

 

関ジャムでDEZOLVEトレンド入り、おめでとうございます。

令和はフュージョンが来ます。

あと、曲がかけません助けてください。

おやすみなさい。

ど初心者のためのフュージョン入門

説明が難しい音楽ジャンル。フュージョン

 

フュージョンを簡単に説明しようとすると、この2種類に分かれる。

①「ロックとかジャズとか色々混ざってる」

②「スーパーの生鮮食品コーナーで流れてる」

 

…ぶっちゃけ、ピンと来なくね?

だって色んなジャンル混ざってるのとかあんま想像つかないし、普通、生鮮食品コーナーの音楽は意識して聴いたことなんかない。

 

ただ、とあるゲームのおかげで一般人にも伝わりやすい例えが生まれてるんです。

そう、

マリオカート8のBGM

 

こーーーれは非常わっかりやすい。

もうテーマとかめっちゃフュージョン

 

タイトルで即Aボタンを押してる全人類に告ぐ。

ちょっとだけ待って一周聴いてくれ!!!!

\\マリオカーーーッッエーーィ!//の後が大切なんだ!!

ベースソロという概念を!

スラップという概念を!!

知ってくれ!!!!

This is FUSION !!!!!!!

俺たち大体ベースがゴキゲン!!

https://youtu.be/JbuJZP0_8iQ?t=25m46s

(こちらは当該楽曲のレコーディング風景。)

 

入門編、以上です。

 

 

あまりにも投げやりだったので追記します。

よくあるフュージョンの特徴としては

・インスト

・jazzみのあるコード進行

・なんかむずそうなドラム

・なんかむずそうなベース

・基本16分のノリ

・↑のため、複雑なキメが多い。

といった感じです。

8分ノリのダサポップス路線もあるけどね。

 

色んなジャンルが組み合わさってるってのは、

メロディが、ポップで。

コード進行が、jazzで。

ベースラインが、ファンクとかR&Bで。

リズムが、ラテン系。

パートで無理やり分ければこんな感じです。

ロックは何処にあるのでしょうか、、、ギターの音色かな?

有識者の知見求む。

独り言

私にとって、T-SQUAREとは「敬愛」であった。

 

私はたった23歳の若造なので、彼らの全盛期を見てきた親世代なんかに比べると何も知らないに等しい。

ただ、「TRUTHは耳にしたことがあるし、宝島やOMENS OF LOVEは中学の時に吹奏楽でアンコールの定番曲として演奏した。」という世代である。

 

私個人の話をさせていただくと、フュージョン好きとなるきっかけはスクエアという訳では無かった。

TRIXから入ったため、「ふーん、須藤さんってスクエア出身なんだ〜」くらいの認識だった。

あんまりゆったりめの曲好きじゃないしなあ。

 

とはいえ、フュージョンを知れば知るほど、T-SQUARE という大きすぎる存在を無視するわけにはいかなくなった。

全てのルーツはそこにあったためである。

Jフュージョンが先かスクエアが先かみたいな話になってくるし、少なくともジャンルとして現存しているのはスクエアの存在があってこそだ。(尤も、本人たちは「ポップインストゥルメンタルバンド」と名乗っているが。)

メンバーを変えながら現在までT-SQUARE という一大文化が続いているお陰で、Jフュージョンは消えないでいる。

私の好きな音楽は今もそばにある。

 

ただ、時々不安になる。

今年に入ってから、フュージョンを作り上げてきた数々の偉大なアーティスト達が次々とこの世を旅立ってしまった。

特に、スクエアの絶対的リーダーである安藤まさひろ氏の引退が迫る中で耳にした和泉宏隆氏の悲しい知らせは、否応にも一時代の終わりを感じさせる。

 

魅力ある音楽は絶対に消えないと思う反面、これからのJフュージョンはどうなってしまうのかとも思う。

(ディゾが次世代フュージョンを打ち立てる感じはしてたんだけど、小栢さん脱退しちゃったんだよね…)

 

好きな音楽が存在していること。

それが当たり前のことでは無いのだと強く感じる日々を過ごしている。

 

私には何が出来るだろうか。

まず、聴くこと。

次に、演奏すること。

そして、作ること。

何より、しつこい布教が大事である。

 

というわけで、今日も私は壁打ちの如くTwitterフュージョンについて呟くのであった。(←ブログを更新しろ)

向谷実がつくる発車メロディ(こだわり編)

ご無沙汰しております、あさぎのひとです。

 

さて、先日、オンライン楽器フェアの一貫として向谷実さんが配信をされていましたね。

 

向谷実さんといえば…

CASIOPEAの元メンバー(Key.)

・趣味を良い意味でこじらせて鉄道関連事業の会社「音楽館」を立ち上げた鉄道おじさん

なわけですが、

 

その音楽センスと鉄道好きを極めに極めた活動として、

発車メロディの制作があるわけです。

 

そんな向谷実作の発車メロディーのこだわりを紹介していきます。

 (本人が言ってたことをそのまま書くだけですが…)

 

こだわり① 数秒の曲として完結させない

突然ですが、世の中にある発車メロディって、その一回で完結した物が多くないですか?

(主音で終わったり、そもそもコード進行がなかったり)

ところが向谷メロディは明らかにベースラインが主音で終わったりってことが少なく、

なんなら少ない秒数の中で転調して次に促すようなものが多いのも特徴のひとつ。

というのも、向谷氏曰く、

「電車はどこかに向かうためのツールであり、乗り込んで終わりではない。」

「乗った先のことを想起させたい。」

らしい。言われてみればなるほどである。

 

こだわり② 駅ごとに異なるメロディ、路線でつなげると一曲に。

…とんだエンタメ性である。

そもそも駅ごとに違うのもレアケースだというのに、その路線の発車メロディーを順につなげると一曲になるらしい。

駅ごとに違うのは、

・その土地がもつ特色を出すため

・「地下から地上へ」など、駅と電車の関係性を示すため

であり、

一曲につながるのは、

・そもそも線路は繋がっているものである

・線路の起伏や走るスピードなど、その路線を走る電車のストーリーを描きたい

という鉄道へのBIG LOVEが窺える。

 

そのまま繋げて聞くのも良いが、CDに収録されているアレンジverでは腕の立つ名奏者たちの演奏で楽しめる。

ぜひ聴いていただきたい。 

 

こだわり③ 視覚障害を持つ方々への配慮

これは今の今まで知りませんでした。

「のぼり線とくだり線で曲違うんだな〜ってかホーム番号でも違うやん、エンタメすぎる笑」

とか思っていた私、反省してほしい。

じゃあどういう目的なのかというと、

ホームにいる時、特に視覚障害を持つ人が左右の区別が付くように

調やテンポを変えたりしているとのこと。

しかも調をずらすのは長二度で、不協和にならないような音楽的配慮もなされている。

素晴らしいとしか言いようがない。

 

さて、こだわりを列挙してきましたが、そんな発車メロ聴きたくなりましたよね???

あいにく発車メロに関しては向谷実はサブスクやiTunesに無いので…

買ってください!!

東京メトロ東西線 発車メロディCollection

東京メトロ東西線 発車メロディCollection

  • アーティスト:向谷実
  • 発売日: 2015/05/13
  • メディア: CD

もしくは東西線とか京阪線に赴いてください。

京阪に関してはここで一部聴けます

www.keihan.co.jp

 

次回、分析編!!

実際の高度とかスピードと照らし合わせる鬼の所業、本当にやるのか!?!?!?

いつになるのか!?!?!?!?

エレクトーンプレミアムライブに行ったら原点回帰した(後編)

 

この記事はライブレポ後編です。

 

前編はこちら↓

https://asagias.hatenablog.com/entry/2019/08/13/134019

 

 

さて、1人一曲ずつベーシックで曲を披露したところで長い長いMCを挟む。

ここで舞台裏からスタッフがめっちゃ両腕ぐるぐるさせててわろた。

巻かなきゃってことで急いで各々のターン。

 

最初は倉沢さんが

ノクターン jazz ver. と Sing Sing Sing を演奏。クラリネットソロがクラリネットにしか聞こえん…常々思うけど、キーボード奏者ってその楽器をそれらしく弾くことが相当大切よね…

 

倉沢さんの出番が終わり

ヤスヤさん「倉沢くんって普段ジャズ聴いてるの?」

倉沢さん「いや、聴かないですね、最近演歌とかハマってます」

女の道を歌いだす倉沢さん、ここでヤスヤさんがまた無茶振りをする。

ヤスヤさん「倉沢くん、そのエレクトーンの演歌っぽいレジストで弾き語りとかしてみてよ」

ファ!?

そしてちゃんと弾き語れる倉沢さんがやばい。というか歌が上手い。

倉沢さん「今度からジャズ以外にも演歌しますねw」

 

次は鷹野さん。

プロフェッショナルモデルで

英雄ポロネーズと威風堂々を演奏。

クラシック普段弾かないのでエクスプレッションペダルベタ踏みワイ、強弱にビビる。

 

鷹野さんが二曲終えたので次かなーと思いきや、三曲めを弾きだす。

と思いきや、音がオーケストラなのに随所に聴こえてくるのはBurnのリフ。

そしてカスタムモデルに着くヤスヤさん。

こ、これは…

 

鷹野さんとヤスヤさんのコラボだーーー!!

 

クラシカルなイントロのBurnアツすぎるーーーー!!

オケサウンドとバリバリ歪んだロックサウンドの親和性意外と高いぞぉおぉお

 

テンションやばいままヤスヤさんターンへ。

そしてヤスヤさんお得意の即興コーナー。

客席にいる鍵盤弾いたことなさそうなお父さんをステージに上げ、リズムシーケンスを打ってもらうという暴挙へ。

とはいえ、打ってもらったのはアフリカ系の打楽器16音でその繰り返しなので…行ける気がする!

ヤスヤさん「そのリズムに『アとかサとかヤ』を乗っけるともうアフリカなんですよ」

鷹野さん「どういうことよ…」

 

リズム「チャカポコチャカポコ…」

ヤスヤさん「アェェイ…ヤーーサァ~~~~~」

リズム「チャカポコチャカポコ…」

…草。

 

ということで、オリジナル曲のアフリカとEDM調のもう一曲(曲名忘れた)をヤスヤさんが披露。

エレクトーンでEDMってできるんですね…

ブレイクでいちいちDJみたいなそれっぽいポーズキメるのおもろいからやめてほしい。

 

そして最後はお待ちかね、窪田宏!

カジュアルモデルでの演奏。

一曲めはデビュー前に作ってたけどダサくてずっとやってなかった曲を、ステージア02になってからコーラス入れれるようになったから再編して演奏。(曲名忘れた)

二曲めは、Real spin kick !!!

待ってましたーーー!!!会場沸いた。

端で3人が謎のキラキラダンス踊ってるのが気になるけどやっぱかっこいいですわ…

そもそもオリジナル曲の知名度が高いエレクトーンプレイヤーって相当凄いことだと思うんですよね…

窪田さん居らんかったら若年層でフュージョン知ってる人ほとんどおらんなるってくらい、エレクトーンと窪田宏とフュージョンのつながりは深いなぁと思いを馳せました。

 

そして、なんと、最後に!

4人で弾きますとのこと!おおおおおおお!

曲はなんと、窪田さんのRoad Star!

うぉおぉぉおぉお!TRIXファンワイ泣いた。

4人でとか豪華すぎるし音圧やばいし、

窪田さんはBPM184(多分)で左足で16分まだ踏めるし…

10年前のエレクトーンライブで「年齢的にも厳しくなるので16分が踏めなくなったら引退します」って言ってたけど、全然まだ余裕やんけ!

 

最高やったなぁ…

 

で、アンコールは窪田さんが出てきてベースの音でソロしだす。

そして、聞き覚えのあるベースのフレーズ…

ヤスヤさんが指ドラムで加入

その上に加わる倉沢さんのエレピ

鷹野さんのホーンセクション…

ち、The Chicken やぁぁぁぁ!

倉沢さんのソロえもかったなぁ…

 

最後に客席と撮影して大団円で幕を閉じましたとさ。

どっかで画像上がったら秒で私わかると思います…近いんで…

 

 

そんなこんなで、n億年エレクトーンをまともに弾いてない私でしたが、原点回帰のエモエモ時間に浸ることが出来ました…

神イベだったなあ…

 

以上、備忘録おわおわり。

エレクトーンプレミアムライブに行ったら原点回帰した(前編)

お久しぶりです。

 

あの、ヤマハミュージックメンバーズって知ってますか?(※ヤマハの回し者ではありません)

 

会員登録すると懸賞当たったりイベント応募できたりする激アツサービスなんすけども

それで、「エレクトーンプレミアムライブ」の応募がありまして、キャパ300人くらいだしなぁってダメ元で応募したら当たってしまったので東京までわざわざ行ってまいりました!

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このイベント何がすごいって、エレクトーン界の重鎮も重鎮な4人のステージなんですよね。

この4人が共演って本当にすごいんですよ…

 

てわけでご紹介します。

 

まず、倉沢大樹さん

エレクトーンでジャズを中心に弾く方で、ドチャクソ繊細かつ大胆な演奏をされます。純粋にめっちゃ上手い。ウォーキングベースがやばい(語彙)

 

次に、鷹野雅史さん

この方はクラシックを中心に弾く方です。エレクトーンってデータ作るんですけど、クラッシックのデータ作りって難しくってそのあたりの工夫がこの方本当に凄いのよ…

 

次に、富岡ヤスヤさん

エレクトーンやってる人で知らない人は居ないのでは!?ステージ上で即興でデータ組んだり曲作ったりと、エンタメ性に富んだファンキーなおじさんです。なんでも出来る器用な方で、その楽器を「らしく弾く」ことが大変お上手。

 

最後に我らが、窪田宏さん

デビュー40周年かつ還暦(エレクトーンと同い年)を迎えても尚、ずっとエレクトーン界のトッププレイヤーとして君臨し続けるお方。フュージョンやファンクを中心としており、クールに弾く姿は我々エレクトーン民の憧れであり、みんなファンです。

 

そんなそれぞれタイプの違う重鎮4人が繰り広げる神イベのレポをしたいと思います、が、

 

めっちゃ長いので前後編に分けます…

 

————

会場入って席探してる時にもう驚いたんだけど、現行機種のエレクトーンが4台(3種類)+黒い布に覆われた小さめのエレクトーン。

えっ、4人で弾く曲目があり得るってことですか?やべぇ、命日かもしれん。

あと、席が、前から二列目。ちゃんと足捌きが観れる位置。命日やこれ。

 

って期待でソワソワしてたら、

客席に鳴り響くハーモニカの音…

なんと、ヤスヤさんがハーモニカ吹きながら客席から登場👏

いや、これ、エレクトーンのイベントよな??

その後ろから次々と出演者全員が客席からステージへ。

そして黒い布に覆われたエレクトーンの全貌が明らかに…!?!?お!?

 

     ス テ ー ジ ア  ベ ー シ ッ ク

             現 行 最 安 機 種 

 

ヤスヤさん「新商品じゃありませーーーんw」

いや、草。

ベーシックなんでお前新商品みたいな顔して中央におるねん。

 

一応現行最新機種だしってことで最初はベーシックで4人1人ずつ演奏することに。

まず、ヤスヤさんが上を向いて歩こうで大いに会場を盛り上げてくれましたが、問題は次の窪田さんです。

 

>>>窪田さん、ベーシックを使ったことが無く、操作できない。<<<

※エレクトーントッププレイヤーです。

 

おじさん3人が還暦を囲んで

「おじいちゃん、ここ押すんだよ」

「いや、1人で一旦させてみよう」

「おじいちゃん、それタッチパネルじゃないよ!なんでタッチしてるの!いや気持ちはわかるけど…」

とか、わちゃわちゃしてるの可愛かった。

 

窪田さん、ようやく「なつぞら」を弾き始めたと思ったら、ベーシックに慣れてなさすぎるのと普段弾かないポピュラーなせいで、大いに間違え、二回やり直しをする事態に。

※再度言いますが、エレクトーントッププレイヤーです。

 

次に倉沢さん。

「僕も慣れてないんで、セカンドエクスプレッションペダルあると思って空踏みしそう笑笑」と言いつつバッチリめちゃくちゃかっこいいマシュケナダを演奏。

 

続いて鷹野さんは「みんなポップ弾いてて手拍子貰えるのが羨ましい」とのことでラデツキー行進曲を演奏。エレクトーン一台かつリズムトラック無しに聞こえないんだよなぁ…

 

一曲ずつベーシックで弾いたところで、ベーシックには退場してもらうことに。

スタッフが撤去するんかなと思いきや演者が自ら撤去するという謎時間が生まれる。

2人で両端持ったらすぐ撤去できるベーシック普通にすごい。

 

このライブ、てっきり4人が1人ずつ枠貰ってやるのかと思いきや、演奏しない3人は舞台裏にはけることなくステージ端の椅子に腰掛けてノリノリで聴いてるスタイルでとっても和気藹々でした。

 

後編に続く。

 

4つの時代から見るTRIX

お久しぶりです。

とあるバンドのコピバンがやっと出来そうで、原点回帰したくなったのでこの記事書きます。

 

さて、言わずもがな、私は大のジャパニーズフュージョン好きですが、

私をこんな趣味にした元凶とも言えるバンドがありまして。

TRIX

って言うんですけど。

そんなTRIXをご紹介するにあたってメンバー構成が違う4つの時代から紐解いていこうと思います。

 

①初期TRIX(アルバム7枚分)

自らを「ハイパーテクニカルフュージョンサービス団体」と称し、

・各々の卓越した技術

・リズム隊の確かな安定感の元のかっちりしたアンサンブル

・そして何よりエンタメ性

を売りにしてTRIXが誕生しました。 

メンバーは

Gt.平井武士 (①のみ在籍)

Key. 窪田宏(①,②に在籍)

Ba. 須藤満 (現在まで在籍)

Dr. 熊谷徳明(現在まで在籍)

 

この時代、まあ上手いのはそれはそうなんだけど

3拍子の曲で4拍子のステップ踏んだり


TRIX - Recollection

 

光る電動カツラ(しかも浮いてる)をつけたり

f:id:Asagias:20190603221834j:plain

あと、MCが死ぬほど面白くって、

DVD買ったはいいけど演奏飛ばしてMC観るくらいには面白いんですよね。

本人たちもそれやってるらしいんで問題無いですね。

 

といった初期TRIXでしたが、

7枚めのアルバム「FEVER」を出したところで平井さんが方向性の違いで脱退。

(多分熊谷さん、この先ガチガチの技巧フュージョンやりたかったんだろうね)

 

そして、とあるやべえ圧倒的技巧派ギタリストの参入によりやべえ時代が始まる…

 

②第二期(アルバム2枚分)

Gt.菰口雄也 (②,③に在籍)←new!

Key. 窪田宏(①,②に在籍)

Ba. 須藤満 (現在まで在籍)

Dr. 熊谷徳明(現在まで在籍)

正直、

一番カッケェのがこの時代。

2枚しかアルバムないけどどっちも名盤。

窪田さんのファンキーなテイストと菰口さんのガチガチな超絶技巧がまーたベストマッチなんだわこれが…かっこいい…ひたすらに。


TRIX  POWER

ちなみに、この時代から被り物とか振り付けとか爆笑MCとかは無くなった。それはそれで悲しいけどかっこいいので許す。

 

窪田さんはこの時にD-DECKを赤く染めましたが、脱退。

そののちに、宇宙からあるキーボーティストがやってくる。

 

③第三期(アルバム4枚分)

Gt.菰口雄也 (②,③に在籍)

Key. AYAKI(③から現在まで在籍)←new!

Ba. 須藤満 (現在まで在籍)

Dr. 熊谷徳明(現在まで在籍)

窪田さんガチファンな私はだいぶ凹み、この時期はちょっとTRIXから離れてました…

だけど、Tears In The Universe は圧倒的にTRIXの中でも好きな曲なのは違いねぇですね。


TRIX DELUXE Tears In The Universe

菰口さんやべぇやべぇ言ってたら、もっと規格外な人間の理解の範疇を超えたAYAKIさんが入ってきたって感じですね。

この時代から半数がバークリー卒とかいう意味わからんバンドになってきます。

熊谷さんがジストニアになっちゃったり大変でしたが、なんとか復帰し、つのだ☆ひろとコラボしたりもした時代であります。


「A-live featuringつのだ☆ひろ」MV/TRIX

 

さて、菰口さんが脱退してしまったものの、

またまたハイパープレイヤーの投入です。

 

④第4期(現構成。アルバム2枚出してる)

Gt.佐々木秀尚 (④から在籍)←new!

Key. AYAKI(③から現在まで在籍)

Ba. 須藤満 (現在まで在籍)

Dr. 熊谷徳明(現在まで在籍)

佐々木さんキタ━━(゚∀゚)━━!!

えっ有形ランペイジの佐々木さんTRIXに来るんすか!?うれしい!!ってなったよね

うまうまなのは知ってたけど、ここまでなんでも出来るハイパープレイヤーだとは知らなかったぞ…

加入初アルバムにして今までのTRIXを踏襲したような曲書いてて泣いちゃったな〜!?


TRIX FORTUNE HOW ABOUT YOU?

んで、更に、佐々木さんのおかげで電動カツラ文化も戻り初期のエンタメ満載TRIXも戻ってきて私は嬉しいです………

こないだのアルバム「FESTA」ではユッコ・ミラーとコラボしてましたね。必聴。 

asagias.hatenablog.com

 

 

 

さて、TRIXについて長々と語ってきましたが、とりあえず言いたいこととしては、

 

各時代で色があるから絶対好きな時代が見つかるよ!

ほんとにライブ楽しいのでライブに行こう!!

 

ってことですかね。

 

おわおわり