エレクトーンプレミアムライブに行ったら原点回帰した(前編)

お久しぶりです。

 

あの、ヤマハミュージックメンバーズって知ってますか?(※ヤマハの回し者ではありません)

 

会員登録すると懸賞当たったりイベント応募できたりする激アツサービスなんすけども

それで、「エレクトーンプレミアムライブ」の応募がありまして、キャパ300人くらいだしなぁってダメ元で応募したら当たってしまったので東京までわざわざ行ってまいりました!

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このイベント何がすごいって、エレクトーン界の重鎮も重鎮な4人のステージなんですよね。

この4人が共演って本当にすごいんですよ…

 

てわけでご紹介します。

 

まず、倉沢大樹さん

エレクトーンでジャズを中心に弾く方で、ドチャクソ繊細かつ大胆な演奏をされます。純粋にめっちゃ上手い。ウォーキングベースがやばい(語彙)

 

次に、鷹野雅史さん

この方はクラシックを中心に弾く方です。エレクトーンってデータ作るんですけど、クラッシックのデータ作りって難しくってそのあたりの工夫がこの方本当に凄いのよ…

 

次に、富岡ヤスヤさん

エレクトーンやってる人で知らない人は居ないのでは!?ステージ上で即興でデータ組んだり曲作ったりと、エンタメ性に富んだファンキーなおじさんです。なんでも出来る器用な方で、その楽器を「らしく弾く」ことが大変お上手。

 

最後に我らが、窪田宏さん

デビュー40周年かつ還暦(エレクトーンと同い年)を迎えても尚、ずっとエレクトーン界のトッププレイヤーとして君臨し続けるお方。フュージョンやファンクを中心としており、クールに弾く姿は我々エレクトーン民の憧れであり、みんなファンです。

 

そんなそれぞれタイプの違う重鎮4人が繰り広げる神イベのレポをしたいと思います、が、

 

めっちゃ長いので前後編に分けます…

 

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会場入って席探してる時にもう驚いたんだけど、現行機種のエレクトーンが4台(3種類)+黒い布に覆われた小さめのエレクトーン。

えっ、4人で弾く曲目があり得るってことですか?やべぇ、命日かもしれん。

あと、席が、前から二列目。ちゃんと足捌きが観れる位置。命日やこれ。

 

って期待でソワソワしてたら、

客席に鳴り響くハーモニカの音…

なんと、ヤスヤさんがハーモニカ吹きながら客席から登場👏

いや、これ、エレクトーンのイベントよな??

その後ろから次々と出演者全員が客席からステージへ。

そして黒い布に覆われたエレクトーンの全貌が明らかに…!?!?お!?

 

     ス テ ー ジ ア  ベ ー シ ッ ク

             現 行 最 安 機 種 

 

ヤスヤさん「新商品じゃありませーーーんw」

いや、草。

ベーシックなんでお前新商品みたいな顔して中央におるねん。

 

一応現行最新機種だしってことで最初はベーシックで4人1人ずつ演奏することに。

まず、ヤスヤさんが上を向いて歩こうで大いに会場を盛り上げてくれましたが、問題は次の窪田さんです。

 

>>>窪田さん、ベーシックを使ったことが無く、操作できない。<<<

※エレクトーントッププレイヤーです。

 

おじさん3人が還暦を囲んで

「おじいちゃん、ここ押すんだよ」

「いや、1人で一旦させてみよう」

「おじいちゃん、それタッチパネルじゃないよ!なんでタッチしてるの!いや気持ちはわかるけど…」

とか、わちゃわちゃしてるの可愛かった。

 

窪田さん、ようやく「なつぞら」を弾き始めたと思ったら、ベーシックに慣れてなさすぎるのと普段弾かないポピュラーなせいで、大いに間違え、二回やり直しをする事態に。

※再度言いますが、エレクトーントッププレイヤーです。

 

次に倉沢さん。

「僕も慣れてないんで、セカンドエクスプレッションペダルあると思って空踏みしそう笑笑」と言いつつバッチリめちゃくちゃかっこいいマシュケナダを演奏。

 

続いて鷹野さんは「みんなポップ弾いてて手拍子貰えるのが羨ましい」とのことでラデツキー行進曲を演奏。エレクトーン一台かつリズムトラック無しに聞こえないんだよなぁ…

 

一曲ずつベーシックで弾いたところで、ベーシックには退場してもらうことに。

スタッフが撤去するんかなと思いきや演者が自ら撤去するという謎時間が生まれる。

2人で両端持ったらすぐ撤去できるベーシック普通にすごい。

 

このライブ、てっきり4人が1人ずつ枠貰ってやるのかと思いきや、演奏しない3人は舞台裏にはけることなくステージ端の椅子に腰掛けてノリノリで聴いてるスタイルでとっても和気藹々でした。

 

後編に続く。